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警察官という無法者たち
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    「警察官は無法者」と言ったら、「なにを馬鹿なことを」と思う人が、この国にはたくさんいるのだろうと思う。

     

    しかし、これは現実。

    「なにを馬鹿なことを」と思う人こそ、その根拠はなに?と聞きたい。

     

    数年前から、警察官の職場改善を目的とした「明るい警察を実現する全国ネットワーク」という、弁護士や元警察官などを中心とする市民活動を始めた。

     

    そこにはひっきりなしに現場の警察官から、「職務質問のノルマを止めさせてほしい」「任意で取り調べた被疑者の指紋採取や顔写真撮影もノルマになっていて、やりたくない」という嘆きや相談が来る。

     

    この職場環境を現場の警察官の側から変えられないかと考えたこともあったが、現場の警察官にはそんな力はない。そういう力を法律で奪われている。日本の警察官は、欧米の警察官とちがって、労働者として団結することが禁止されているのだ。警察官が団結したら、暴動でも起こすというのか。警察官が団結したら、途端に治安が悪化するというのか。どっちも、現実的ではない。

     

    一般人からも、「警察官から突然声を掛けられて犯罪者にされた」「顔写真を撮られた。指紋を採られた。あれは今後なにに使われるのか。いつまで使われるのか。抹消してもらえないのか」という相談が続々と集まっている。

     

    警察組織を支配する警察官僚は、こんなことをしていて、日本の治安をよくしているつもりかもしれないが、とんでもない。現場の警察官も一般人も被害者なのだ。

     

    これまで、弁護士はこの分野の仕事をして来なかった。

    「逮捕されるわけでもなければ、起訴されそうもない。些細なことじゃないか」という感覚があるからだと思う。

     

    しかし、弁護士の仕事として遣り甲斐があるかどうかはわからないが、このことで困っている人がたくさんいるのなら、解決に乗り出さないのはおかしい。

     

    警察ネットでは、最近、この手の事件を積極的に民事裁判(損害賠償請求、個人データ抹消請求など)にしていくことにした。

    まだ、被疑者として取調べを受けている段階の人については、弁護人になって、犯罪不成立の供述調書をつくらせるための弁護をすることにしている。

     

    現場の警察官はやりにくくなるだろうが、やれなくなれば、やらなくて済むようになる。そうすれば、それだけ無法者でなくなる。警察官にとっても一般人にとってもいいことだ。

    | しみずつとむ | 22:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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